珍味ここだけの話
豆知識
全珍連の定める珍味の分類
ひとことで「珍味」と言っても、とても幅が広く、分類をするのは難しいのがこの分野です。
そのためか、各社HPでも分類は様々。それぞれの会社のお考え・方針などが分かるので、分類には、各社の個性が出ているとも言えるかと思います。
ここでは、「全国珍味商工業協同組合連合会(全珍連)」における「珍味」のカテゴリー分けをご紹介します。
製法別に珍味が分類され、以下の9種に分かれています。
(以下、全国珍味商工業協同組合連合会「珍味知識館」より引用)
「珍味の分類(製法別)」
1.燻製品類
鮭、鱈、いか、鰊、鮹、鮪などの原料に調味し、いぶし、乾燥させたもの。コンビニでもおなじみのいわゆるお父さんのビールのおつまみの定番。
2.塩辛類
うに、いか、えび、魚卵、内臓などの原料を調味、混合し熟成させたもの。いかの塩辛は古くから食卓にのぼり有名だが最近では原料も味付けもさまざまで楽しめる一品です。
3.あえもの類
うにあえ類、酢漬類などがあり、調味し混合したもので、ものによっては熟成させるものもある。旅館や小料理屋などでおとおしとしてよくお目にかかるが、これがまたおいしい!
4.漬物類
魚類のかす漬、ぬか漬、みそ漬とあり、調味しそれぞれに漬け込み熟成させたもの。日本人なら欠かせない食卓の華。
5.焙焼品類
儀助煮、姿焼(いか類 )、焼松茸いか等があり、調味し焼いたもの。焼き物のこおばしさをそのままに・・・・・
6.煮揚物類
小魚(アユ、若サギ、白魚の照焼)、海老満月(油で揚げた物)等があり、調味し焼(揚げ)たもの。カルシウム補強ならおまかせ。お子様のおやつとして好まれているものも沢山あります。
7.裂刻品類
するめ裂いか、生裂きいか、吹雪鱈、春雨いか等があり、基本的に調味・焼く・裂くといった製法でできるもの。おつまみの代表選手だが、大人から子供まで幅広く愛されるこの珍味は種類も豊富でますます楽しい一品です。
8.圧伸品類
小魚の鉄板焼、のしいか、エビ鉄板焼、のしふぐ等があり、調味し焼き、圧伸したもの。旨みのかたまり、やっぱりビールの友かな。
9.その他
木の実、くわいせんべい、チーズせんべい等などがあり、原料を焙煎したもの。酒の友、お茶の友
ちなみに、当ホームページでは、常温で保存可能な「乾燥した珍味」(通称「乾珍」)を中心に、下記のように11種に分類しました。
- フライ製品
- いか製品
- 魚製品
- 海藻・水産製品
- 肉・乳・畜産商品
- ナッツ&ドライフルーツ
- 豆・農産製品
- 菓子
- 大容量・アソート商品
- 広島特産商品
- シリーズ商品
全珍連の「製法別」とは異なり、弊社の扱う乾珍の中で、主に「原料別」または「形態別」で分けました。
Instagram 更新中!
@narumi_bussan_woman